専門講師を招いての就学前「プレ学習」

当園で、もっとも自信を持って取り組んでいるのが「プレ学習」です。現在、6つのカテゴリーがあります。それぞれに地域で活躍する専門講師を園へ招いて、就学前の大事な時期に、無理なく自然に学習の姿勢を育てていきます。

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〜学習の内容〜
  • 期 間:1年間 / 月2回 / 1回の時間:約1時間
  • 対象クラス:5歳児
  • プレ学習に関わる特別な料金は不要です。
  • 教材は園で用意しています。材料費不要。
  • 平成28年4月〜前田先生(習字の時間は、平成27年〜)
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-個性のぶつかりが良い影響-
子どもさん達は、素直で反応が早いですね。私が話した事や、注意した事を覚えていて次の時間には自ら取り入れ進める子どもさんが多いです。
それぞれの個性が、良い方向へ皆に影響を与え合って相乗効果が出ているように思います。

 

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-ひとりの時間と集団の時間-
「習字」と「えんぴつ」の2つの時間があります。「習字」は自分と向き合う時間で、しっかりと自分のペースで進めます。「えんぴつ」は4人1組で進めます。例えば、字が書いてあるサイコロをまず手に取り、振って関心をもってもらいます。サイコロの字と自分の書く字のサイズはほぼ同じなので、お手本としても書きやすいですよね。就学前は本を手本に書くのは難しいです。また4人グループの中で、「私達はこの文字を書こう。」と子ども達自身に決めてもらいます。そうすることでやる気も出るし、仲間同志の譲り合いや相手を思いやる心も育ちます。

1時間の授業でもだれることなく足りないくらいですが、基本は短時間に集中出来るようにしています。飽きないように1時間を3つのパターンに区切っています。遊びながら、歌いながら字を覚えていって欲しいと思います。

 

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—–集中力がこれからの学びの基礎に—– 
5回目くらいの時間から私が言わなくても聞く姿勢、静かに前を向くことができるようになりました。1年経てばどこまで成長してくれるのか、とても楽しみです。
小学校に上がった時、勉強するという姿勢(気持ち)を習慣づけたいです。字を書くことで集中力を養って欲しい。それは、これから彼らが出会う様々な勉強、体験、スポーツ、生活の中にも生きてくることです。

 

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syuji_18-作品は手放しで褒めて- 
親御さんは持ち帰った作品については、とにかく褒めてあげてください。そうすることで次、また頑張れます。字について色々子どもさんに言わず、こちらに任せて頂ければありがたいです。また、私も親ですが子どもが親にくっついて来る時は何かのサインです。そのままゆったり抱っこやおんぶで、スキンシップしてあげてください。「忙しい」と言わないでほしいです。親の気持ちを普段から伝えるのも大事かなと思います。そして小さいからこそもっともっと褒めて、そしてもっと叱ってもいいと思います。話す時間、スキンシップの時間を持って欲しいなと思います。

 

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